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オイルフィルターの穴開けと処理についての注意点

内部のエンドプレートやバイパスバルブにまで穴が開くことがある

突きキリをハンマーでたたいての穴開けだと、手加減が難しく、内部のエンドプレートやバイパスバルブにまで穴が開くことがある。

フィルターケースがへこみエアー加圧がうまくいかないもととなる

センターポンチをハンマーでたたいてだと穴が開くまでに、フィルターケースがへこみエアー加圧がうまくいかないもととなる。

フィルターのカット写真

エアー加圧の最後にフィルターを傾けわけを理解するために、フィルターのカット写真を示そう。

デンソーの「エコジオ」タイプオイルフィルター

特殊なエレメントを使った、デンソーの「エコジオ」タイプオイルフィルター。エレメント上部とフィルターケースに隙間が無くピッタリとくっいている。 従って、穴開けは矢印の位置となる。

フルフロー部と、バイパス部が二重構造になったディーゼル専用オイルフィルター

フルフロー部と、バイパス部が二重構造になったディーゼル専用オイルフィルター。  このタイプのオイルフィルターはエアー加圧しても残油が抜けにくい。

    ・注意事項

(1)

使用済みオイルフィルターは、明確な基準を持たない産業廃棄物。 したがって、残油の抜き取り後の個々のオイルフィルターの状態や、あるいは、産廃業者によっては、一部「金属くず」扱いしてくれないケースも考えられます。 したがって、すべてに当てはまるという話ではないことをあらかじめお断りしておきます。

(2)

工具製作、および、実処理は、個々のメカニックや整備工場の責任のもとで実施していただきます。

(3)

フルフロー部とバイパス部が二重構造のディーゼル専用のオイルフィルターの場合は構造上抜けにくい。

つづく

アカエダモータースのHP http://www.akaedamotors.jp/

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2007年06月29日 16:52に投稿されたエントリーのページです。

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