国家一級整備士があなたのお車をメンテナンス。
カーライフをトータルでサポートする岡山の自動車整備工場「アカエダモータース」

私どもアカエダモータースが、最も大切に考える部品のひとつに、ボルト・ナット、つまり「ネジ」があります。　小さくて、地味な部品ゆえほかの部品に比べついついおろそかにされがちです。　クルマについては、人一倍ご要望の多い“こだわり派”のお客様でも、「ネジ」について何かを承ることはまずありません。　従って、おクルマを整備する上での「ネジの管理」は１００パーセント整備工場が担っていると言えます。　今の新車のネジは、我々の想像を遙かに超える程にカーメーカーはシビアに考え、それぞれの箇所への専用設計と言えるまでになってきています。<br>
ところが整備工場へ目を移すと、とても残念なことですが「合えばいい・・・」といった考えが、一部にはいまだにまかり通っております。　その結果、お客様ご自身は、何もご存知ない中で、危険なクルマをご使用になっている場面が見受けられます。

写真の３本のボルトを見比べて頂きたいと思います。　その違いがお分かりでしょうか？　「どこも違わない。」との返事になると思います。そう、ネジ径、長さ、ネジピッチ全て同一なのです。　ただし、強度が３本とも異なるのです。つまり使用される場所がそれぞれに違うのです。
もう一枚の写真は「ジャガー」や「ローバー」など英国車にだけ使用される「インチネジ」です。日本での生産は無く、全て英国車の生まれ故郷のイギリスから輸入したものです。　たとえ、入庫台数はそう多くなくても「決っして代用品や傷んだままのネジは使用したくない」との思いから用意いたしております。　アカエダモータースのネジへのこだわりが無くなることはありません。　なぜなら「確かな整備は、ネジに始まりネジに終わる」と言われるからです。